湖沼の水質浄化


千葉県の北部・北西部に位置する印旛沼・手賀沼は、1960年以降の都市化の影響により水質が悪化し、水質改善政策実施も環境基準を達成出来ない状況が続いている。

印旛沼には、家庭から出される汚れ、工場等から出される汚れ、道路や農地等から出される汚れが入り込んでいる。
また、排水中の窒素やりんが増えると、それを栄養にして植物プランクトンが増え、アオコが発生することがある。

下水道が整備されたことなどによって、以前より沼に流入する汚れ(COD)は減ったものの、一日あたり約7,500kgの汚れが印旛沼に流れ込んでいる。

水質改善政策として次のような対策を実施している。
(1)生活排水対策:下水道の整備・普及、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換、高度処理型合併処理浄化槽の整備など生活排水対策の実施
(2)工場・事業場排水対策:水質汚濁防止法など法や条例による規制のほか、指導・啓発の実施
(3)面源系対策:雨水浸透施設の設置、道路・事業所等透水性舗装整備、路面清掃

2015年のCODが高い湖沼は次のようになる。

水域名 都道府県名 COD年間平均値(mg/L)
印旛沼 千葉県 11
長沼 宮城県 9.1
伊豆沼 宮城県 8.9
北浦 茨城県 8.9
春採湖 北海道 8.5
常陸利根川 茨城県 8.3
手賀沼 千葉県 8.1



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