システム開発の見積もり方法


システム開発の見積もりは、次のように3つに分類できる。

 
種類 手法 タイミング 精度
初期見積 類推法 企画後
概算見積 FP法,WBS法,タスク法 要件定義後
詳細見積 FP法,WBS法,タスク法 基本設計後

・類推法:過去に開発したシステムと比較して、新規システムの規模や工数を類推する。要件定義の完了前でも、おおまかな工数やコストを算出できる。担当者の経験に左右されるため精度は低く、実績値と50%程度乖離することもある。

・FP法:「外部入力」、「外部出力」、「内部論理ファイル」、「外部インタフェース・ファイル」、「外部照会」の機能(ファンクション)を抽出し、各ファンクションのレコード数やファイル数に応じてFP(ファンクションpoint)値を算出する。コストを算出するには、FP値に別の係数(生産性指標)を掛ける(重み付け)必要がある。見積もりに必要な材料が厳密に決められているため、要件定義が完了していないと見積もることができない。

・WBS法・タスク法:作業単位ごとに見積もった工数を加算していき、コストを算出する。プロジェクト管理に流用できるメリットもある。ソフトウエア開発は、要件定義が完了していないと見積もることができない。

基本設計後の詳細見積もりは、精度の高いものになりやすいが、機能抽出漏れや想定外作業により、過少見積もりになる可能性もある。


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